転居や一人暮らしなど新生活が始まるとき、購入したテレビ台や棚に付属してる工具が使いにくかったり、トイレの換気扇のカバーがいきなり落ちてくることはなかったでしょうか?僕はありました。

換気扇のカバーは普通にハメ込むだけで大丈夫でしたが、テレビ台や棚は使いやすい工具があると無いとで全然ちがいます。転居などで新生活が始まった時や物が増えたりするたびに、とりあえず基本的な工具は揃えておきましょう。

ホームセンターなどに置いてる工具セットで一通り揃える方法も全然ありだと思います。
ただ「コレ使ったことないけど何するヤツ?」はあるあるですし、結局またホームセンターに行って買い足すケースも少なくありません。最初は最小限に絞って、出番の多い工具から揃えるのがボク的には正解でした。

なお、本文での使用感・価格感は当時の購入体験になります。
とはいえ当時から今まで電動工具は進化してますが、基本工具は少々デザインが変わるくらいで機能性に大きな変化は無いので充分参考になると思います。

用途の広い工具を選ぶ、専門工具は必要になってからでOK

今回の「あると便利な工具」は、本格的な大工道具というより、普段DIYしない家庭でも出番が多かった基本ツールという意味合いが強いです。

百均などでも揃うような物ばかりだけど、使用頻度の高い工具こそ使い勝手を最重視した方が良い、というのがボクの実感です。

新生活でまず揃えておきたい工具7選

工具 主な用途 ボクがよく使った場面
プラスドライバー ネジを回す 家具組み立て・分解
マイナスドライバー 狭いところに差し込む
ペンチ つかむ・保持する 細いパーツの保持
カッター・ノコギリ・ハサミ 切る 段ボール開封・梱包材
スケール・メジャー 測る 家具の採寸
六角レンチ 六角穴のネジ Zライト・ラック組み立て
金槌・ハンマー 叩く・調整 ズレ直し・処分時など

①「ネジを回す」プラスドライバー

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いきなり「用途は狭い」です、法則無視してますね。
コレはただプラスネジを回すだけで他の使い道はありません。 早くも塩展開です。

だが塩展開になろうともプラスドライバーは必須、工具界の絶対正義。みんなもうすうす気づいてるとは思うけど、世の中のほとんどがプラスネジで固定されているという驚きの事実。

なのでコレさえあれば組み立ておよび分解は、ほぼ解決。

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グリップがゴムの電工用に使われるタイプが回しやすくてオススメですね。

あと先が磁石になってるのが初心者向きだと思います。ネジを先にはめて片方の手で押さえながら回せるので、ネジがコロコロ落ちてしまいには足りなくなる…なんてことも激減します。

サイズは長さ18cmくらいの写真の#2(左)とか12~3cmくらいの#1(右)あたりが使用頻度高いですが、そんなにデカいネジ穴にも出会わないと思うのでどっちかというと#1の方が特におすすめ。

②「細いところに差し込む」マイナスドライバー

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ここからが本領発揮、
みんなもうすうす気づいてるとは思うけど、世の中でマイナスネジで固定されてるものって結構少ない。その一方でチェストラックの裏など「細い隙間に何かを落とす」「電池を交換したいけど爪じゃ開けられない」など隙間をクイッとしたくなったことはないでしょうか?
そうです、そんな時のマイナスドライバーの頼もしさったらもう…です。

ちなみに我が家ではこの「タガネドライバー」という、頑丈めのマイナスドライバーを置いてます。

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ちなみにタガネとはこういうの。

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さすがに、日常生活でタガネを使う場面はあまり無いと思います。
昔、鍵が壊れた金属のロッカーに普通のマイナスドライバーを差し込んで強引にこじ開けようとしたらドライバーが曲がった事があったので、僕は頑丈なこれにしてます。

…と言ってもあれから何年も経ってるけど、モチロンいまだに鍵が壊れたロッカーに出会ったことはなくて、ただそのためだけにバールを買うくらいならこのタガネドライバーにしておこう…と思った次第です。

③「つまむ・回す」ペンチ

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何かを留めてるボルトやナットが回らない時など、本来なら適合サイズのスパナやソケットレンチが必要です。スパナやソケットレンチのセットを揃えるのは買った金額の割に使う場面は少ないのでコスパも悪く、恐らく2度と使うことのないサイズまで買うのはかなり無駄かと思います。 あ、ちなみにソケットレンチはこういう感じのヤツ。

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僕は必要なサイズだけその時に買うけど、これがまた割高で経済的にはオススメできません。 何より日常生活でのボルトやナットを回すケースって頻度はあまり高くないと思うので、最初からセットを全部揃える必要はないと思います。

そこへいくとこのペンチは、つかむ・保持する・細い部品を扱う用途でとても便利。 めくれかけた靴底をひっぺがす時や、小さいUSBのBluetooth受信機がつまめなくて抜けないときなど、これまた心底どうでもいい場面で大活躍。まさに多用途の極み乙女!フリン!アカン!

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また普通のペンチではなく、こちらのラジオペンチをおすすめする理由はやはり先が細くなってるので「つまむ」「保持する」のに特化してること。

細いチェーンの壊れたパーツなど、小さいものをつまんでホールドできたり、熱くなったコンロの五徳なんかもつまめるのも大きなポイント。

④「切る」カッター・ノコギリ・ハサミ

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ネットでのお買い物が主流になりつつある今、宅配される荷物を開けるカッターはもはや必須。 常備するなら事務用の小さいカッターよりゴツいモデルがいいと思います

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画像は刃幅が25mmというデカいモデルなのですが、テープや紙を切るのは当然として段ボールや発泡スチロールといった通常のカッターでは切りにくいモノでも「しっかり握れて力を伝えることができること」それに「刃が折れにくい」というところが大きなポイント。

このカッターだとノコギリとして使うことも可能

あと、この25mm幅のゴツいカッターを薦める理由として、当時、対応するノコギリ替刃も使っていました

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ノコギリなんて必要なくない?って思われがちだけど、これが案外買ってきたつっぱり棒が長かったり七夕の笹をとりにいったり…と、ほんとうに年に1回あるかないかですが「ノコギリって買っといた方がいいのかな?」と思わされる場面に遭遇することがあります。

そこでわざわざノコギリ買うよりも、断然これ。 もしキャンプやBBQなどのアウトドアへ行く機会のある人なら、むしろ買うべきともいえますね。

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特に皆さんご存知OLFA(オルファ)のカッターは、当時のボクには価格もお手頃で、本体も替刃もホームセンターなどで買いやすかった印象です。 OLFAファンのボクはちょっと奮発して見た目のカッコいい「OLFA WORKS(オルファワークス)」というシリーズを買いました。色使いやちょちょっとアウトドアっぽいテイストがめちゃカッコ良くて気に入っています。

ノコギリが必要なければ18mmのカッターでもOK

ちなみに「どう考えてもノコギリは必要ない」という方にはデカい25mmではなく、事務用より少し刃幅が大きめの18mmでもいいかと思います。

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こちらはノコギリの替刃こそありませんが、画像のような「ウェービーブレード」と呼ばれる波刃が替刃として販売されています。

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木などは切れませんが、梱包用の硬いPPバンドや発泡スチロールなどは普通のカッターより切りやすいので応用が効く代物と言えるでしょう。

さらに18mmのこのタイプは、持ち手に金具が付いててこれが、先ほどのマイナスドライバーでお伝えしたような隙間をクイってやるのに超便利

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もし本当に何も工具類が無い場合は、この18mmのタイプにウェービーブレードを装着し、あとはプラスドライバーを揃えればひとまず新生活なんかはスタートできるんじゃないか?って思うくらいです。

そしてさらに、 意外かと思われるかもしれませんが、何かを切るなら次にご紹介する「万能ハサミ」も超おすすめ。

コレもぜひ要チェック「万能ハサミ」

期限が切れで使わなくなったプラスチック製のクレジットカードやポイントカードなど、処分に困るようなモノもラクラク切れちゃいます。

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もちろんカードだけでなく硬い梱包材や電気のコードなども切れるので、家庭ではかなり便利。お値段もせいぜい数百円なのでコスパも強し。

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「買っといてよかったわ」と思う場面は確実に来るかと。

詳細はこちら。

プラスチックも切れるSK11万能はさみの実使用レビュー

⑤「測る」スケール・メジャー

家具や調度を入れ替えるたびに「あって良かった」と思うアイテム。

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僕はこのコメロンのスケールを愛用しています。 目盛り部分を繰り出したらその場でピタっと止まり、ボタンを押すとシュルシュルっと戻る「セルフロック」が使いやすいですね。

スケールの長さはたいてい2m/3.5m/5.5m/7.5m~とあり、大は小を兼ねると言いたいところだけど、部屋の間口などの高さがだいたい2mということを考えると一般的にはそれ以上のモノは別に要らないんじゃないかと思います。 それよりも気軽に家具売り場へ持っていけることの方が重要、なので2mかせいぜい3.5mで充分じゃないでしょうか。

あと、このテープメジャーもおすすめ。

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実際ボクはこっちの方をよく使ってますね。 テープメジャーを尺取り虫のように這わせることで、長い場所も1人でできるし筒状のモノの外周を測るのも簡単。さらに家具購入に特化するとお店の家具を傷つける心配もないので、目的によってはこっちもおすすめ。

ちなみに僕は最初のゼロ目盛りに余裕があるタイプを愛用。 これだと端を軽く握ったまま机の端などにゼロ目盛りを当てやすく、使い勝手の良さがお気に入り。

⑥「 ネジを回す(その2)」六角レンチ

わりと出会う頻度は少なそうな印象ですがけっこう容赦なく幅を利かせており「なんだよ六角穴かよ…」とガッカリすることは多いです。

うちのZライトはまさにコレだし、以前使っていたパソコンラックやダイニングテーブルも六角穴だったのでハサミなどと一緒にペン立てに立てていたほど。

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この先っちょの丸いタイプがおすすめ。

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丸いほうが六角形にハマりやすくなおかつ回し易いのでおすすめ。

⑦「叩く・調整する」金槌・ハンマー

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おそらくコレで釘を打つことなどほぼないです、現に僕もここ10年以上、釘を叩いたことなどない。

ただ「棚などのズレをコンコンと叩いて調整」したり、缶などを潰して処分しないとダメな場合など、「ただ叩く道具」が欲しくなる場面は案外あります。

なのでこういう少し小さいコンパクトなタイプ

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を置いておけば、いざという時に助かると思います。

参考までに:電動ドライバーがあると家具の組み立てがかなり楽

2~3本のネジなら普通のプラスドライバーで充分ですが、ネジ本数が多い家具組み立てでは、小型の電動ドライバーもかなり楽でした。

小型のコードレス電動ドライバー

長〜いネジをクルクルする罰ゲーム感からは、かなり解放されます。詳細はこちら。

BOSCH IXO6を実際に使ったレビュー

ひとまとめにしたいならマルチツールという選択肢もある

マルチツールをペンスタンドに立てた様子

基本工具を個別に揃える代わりに、プライヤーをベースにしたマルチツールをペンスタンドなどに置いておく、というのも一つの選択肢です。

コチラは「レザーマン」の Sidekick。ペンチをベースにドライバーやのこぎりなどが付いています。

LEATHERMAN Sidekickを実際に使ったレビュー

省スペースにはなりますが、個別の工具より回しづらいドライバーもあるし、故障や紛失でまとめて買い直しになる点もあります。工具をたくさん揃えたくない人向けの選択肢。

次点:あらゆる作業のサポートに「潤滑油」

工具じゃないけどぜひコレもおすすめさせてください。 スプレーグリスなんかでもいいのですが、代表的なのは「KURE556(くれごーごーろく)」で、グリスなどよりサラっとしているのが特徴。

とにかくこれが万能で、硬くなって回らなくなったネジやボルト、そしてサッシの溝や自転車など金属の可動部にシュッとひと吹きするだけで驚くほどスルスル動くようになるし、錆び止めの効果もある優れものでした。

一般家庭では大きいの要りません、小さいのでOK。 むしろ注意すべきは噴射口に差し込む付属の赤い小さいストローが驚くほどすぐに、そして確実に紛失するので、そっちを注意しましょう。

ていうかダイソーさん、このストローだけ販売してください。おねがい。

次点:「収納する」パーツトレー

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工具か?工具じゃないな。でも、コレもオススメ工具の仲間に入れたい。

今回ご紹介した量なら、どこかに持ち運ばない限りコレがベストかなと思います。 こういう感じのボックスに突っ込んでおいた方が取り出しやすいし、そこそこ目立つ場所にも置けるんじゃないでしょうか。

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ちなみに僕のはコレ工具箱じゃありません、 「パーツトレー」という、細かい部品なんかを入れておくボックスのようなもので、この容器を何個もスタック(積み重ねる)できるのが特徴です。 サイズは横幅:約150mm × 高さ:約120mm × 奥行き:約240mm くらい。

何よりたいそうな工具箱を買うより安い(たいてい1,000円未満)のもいいですね。

工具が増えたら拡張する必要はあります

ちなみに最近は使用頻度の高い工具が増えてきたのと、工具だけでなくボンドなどの接着剤や先ほどご紹介した潤滑油なんかも入れておきたいので大き目のケースに買い換えました。

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使用頻度の高いアイテムが増えてくると、やはりこうなるのはしょうがないと思います。 またこのケースのいいところは「手さげ」があるので、何かあればすぐこのケースごと持って移動できる…という機動性の高さが購入の大きなポイントでした。

アマゾンで3000円前後ということもあり、機能性を考えたらアリだったなとは思います。

さらに買い集めていくと、結果としてこういった大きなツールボックスなんかが必要になる…という展開もあります。

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が、そうなったとしてもこういった工具箱には使用頻度の低い工具を詰め込んでおいて、頻度の高い工具は「フタの無い入れ物」に入れて取り出しやすい場所に置いておくのは鉄則だと思います。

あとは生活に応じて増やしていこう

記事では触れませんでしたが、以下もけっこうあったら助かるアイテム。
万能接着剤や瞬間接着剤、バール…それに刷毛(ホコリを払うときとかけっこうイイです)…マグライトなんかの頑丈な懐中電灯や雑巾…そしてガムテープなんかもかなり必須系のアイテムとして入れておくと便利だと思いますが、そこは皆さんの生活や環境など必要に応じて足していくのがいいと思います。

もちろん本格的なノコギリやレンチといった、それぞれの目的が明確になるほど特化した専門工具の方が使いやすいというのも間違いありません。 ですが、かといってその都度工具を買ってたらいくらお金があっても…という話なので、職人さんでもない限り今回ご紹介したような汎用性の高い工具を幾つか常備しておくのがベストかなと思い今回ご紹介しました。

まだまだ汎用性が高くオススメしたい工具類はあるんだけど、今回ご紹介したくらいで最初は充分すぎるくらいと思います。 今回の厳選にもれたアイテムもいつかまとめてご紹介できればいいなと思います。

まとめ:ひとまず必要な工具はある程度揃えておきましょう

さて本題に戻り今回チョイスした工具は本当にこれだけあったら 「どうにかなるな」という工具ばかりです。 実際、ここ20年これだけでどうにかなってるので、ぜひ参考にしてみてください。

それではまた。