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2020
29
July.
風力最強の呼び声高いサーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」使ってみた
今日のアイテム

サーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」

    ハウス・キッチン家電

室内に空気を循環させることでエアコンの効率を高め、あらゆるところに柔らかな風を吹かせるサーキュレーターを新調したのでそのレビューを書きました。

先日、今年の本格的な夏に備えてクーラーの清掃を依頼しました。

2台分の清掃料もなかなか結構なもので、毎年夏は清水の舞台から飛び降りるような思いです。
で、今年はどうせ飛び降りるならさらに高い場所からと、ずっとクーラーの効率補助にと使っていたサーキュレーターも新調することにしました。

サーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」の全体画像

それがこれ「VORNADO(ボルネード)660-JP」という代物。
お値段はAmazonで18,500円と、これまたなかなか思い切った買い物です。

今回はこの「VORNADO(ボルネード)660-JP」を使って思ったサーキュレーターの役割と使用感についてレビューしたいと思います。

扇風機ではなくサーキュレータを選ぶ理由は?

扇風機とサーキュレーター、実は似て非なる別物です。
結論から言ってしまうと

  • 直接身体に風をあてるのが「扇風機」
  • 室内に風を循環させるのが「サーキュレーター」

という違い。

もちろん両方ともプロペラが回って風を起こす機械なので、扇風機で室内に風を循環させることも、サーキュレーターの風を直接浴びることも当然可能ではあります。

ただ扇風機は「幅広く自然に近い風を送る」のに対しサーキュレーターは「直線的な風を遠くまで送る」ように設計されています。
つまり双方が目的に応じて「より機能的に特化」してるというのが大きな違いとなります。

ではここで「室内の風の循環」について、
改めてサーキュレーターの特徴は室内に気流を生じさせることで常に風が循環し続ける状態を作るのですが、それについては「VORNADO(ボルネード)660-JP」の箱に記載されている図が分かりやすいです。

サーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」が、気流を生む状態を分かりやすく表示した図

こんなイメージです。
室内にこのような気流を生むことで

  • 部屋に溜まった冷気(または熱気)を天井や壁づたいに送る
  • 室内にやわらかい風を吹かせ続ける
  • 室内全体を均一の温度に保とうとするエアコンの効率を上げる

といった効果を得られるわけです。

注意点として、最近よく360度首振りとか3D首振りといった空気の「攪拌(かくはん)」を特長としている扇風機がありますが『攪拌』は部屋の中の空気を「かき混ぜる」で『循環』は部屋の中に空気の「流れを作る」という違いにご注意ください。

サーキュレーターを選ぶ基準は?

我が家では、こういった家庭内コモンツールを購入する場合、もれなく子供も交えて家族会議を行います。

いちおう会議のスタイルとしましては、ノートPCで某アマゾンや某楽天そしてメーカーのHPを開き、各社から販売されているおすすめサーキュレーターをピックアップしてあーだこーだと比較検討するスタイル。

すると最近のサーキュレーターには以下のような機能が付加されたものが主流、ということが分かりました。

  • 風力
  • 首振り
  • 温度センサー
  • 脱臭
  • リモコン
  • 静音
  • タイマー
  • 掃除しやすいシンプルな構造

あとこれに「デザイン」や「価格」が加えられ、それぞれの要素に我が家の優先順位と重要度を振り分けるのですが、こういうときには一致団結して熱くなれる家族がいて本当に良かったと感じる瞬間です。

また何も考えずにポンと最高級のサーキュレーターを買うことのできないお父さんの甲斐性を指摘しない家族の愛が全身に染みわたる瞬間でもあります。なんか書いてて泣きそうですが頑張ります。

ちなみに我が家では結局

  1. 風力
  2. デザイン
  3. 静音

という優先順位で、それ以外は家族全員あまり…というか全く必要ないと感じたため検討基準に含めませんでした。

その結果
「35畳まで対応できる」
「25m先まで届くパワフルな風」
「弱運転は音も静か」
といったキャッチコピーに加え、高評価で信頼できそうなレビューも多かったことから、風力に特化したこの「VORNADO(ボルネード)660-JP」に決めました。

その他の機能にこだわらなかった理由としては、
情報サイト「東洋経済オンライン」にて「海外ですっかり見なくなった日本家電は『余計な機能が多くて割り高』『過剰品質』などと揶揄されている…」という記事を読み、ボクもちょうど最近の日本の家電については似たようなことを感じていたので、今回のサーキュレータ購入に大きく影響したように思います。
東洋経済オンラインの記事はこちら

選んだVORNADO(ボルネード)660-JPを早速使ってみた

「VORNADO(ボルネード)660-JP」の基本仕様は以下

  • 電源:100V 50/60Hz
  • 消費電力50Hz:ターボ46W、強40W、中34W、弱29W
  • 消費電力 60Hz:ターボ53W、強43W、中36W、弱29W
  • 本体寸法:幅30.0cm×奥行35.0cm×高さ38.0cm
  • 本体重量:3.3kg
  • 保証期間:3年
  • 適用畳数:6-35畳
  • 風量調節:ターボ・強・中・弱の4段階
  • 音 50Hz:ターボ65db、強61db、中56db、弱51db
  • 音60Hz:ターボ67db、強61db、中54db、弱50db以下
  • 素材:ABS樹脂、PP
  • コードの長さ:1.85m

部屋中に風を循環させる圧倒的な「風力」ただしターボはうるさい

風量調節は「弱」「中」「強」そして「ターボ」の4段階

サーキュレーター「VOLNADO(ボルネード)660-JP」の風量を調節するボタン部分の画像

風はさすがで、直線的な風には思わず「おっここまで届きますかっ」とネタ中の博多華丸さんのような口調になるほど。
我が家のリビングダイニング14帖くらいなら「中」でどこにいても「ふわ~」っとした風が吹き続けて、音も日中ならさほど気になりません。普通の扇風機の真ん中くらいの印象です。

サーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」を室内に設置して空気を循環させている画像

ある程度の風が室内に循環し始めたら「弱」で充分です。
また音も「弱」なら寝てるときでも気にならないレベルかと、エアコンの音と大差ないように思います。

ただまあ「強」以上の音はなかなかのもんです、
特にターボは工場扇みたいな「ヴァァァァァァァァ」という音、そして風力も工場扇みたいな「何に使うんだよ」レベルです。まあこれなら鉄板焼きで充満した部屋の匂いもイッキに外へ送れそうですが、使う頻度はあまりないでしょうね。

納得の「シンプルデザイン」

ボタンも4段階の風量調節ボタンに電源ON/OFFを加えただけの5つのみ。
それ以外は何もないシンプルなフォルムは、奥さんと見るたびに「これにして正解だったね」と謎の達成感を何度も分かち合ってしがんでます。

サーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」のデザインを分かりやすく正面からアップで撮影した画像

正直、このデザインはブラックの方がカッコいいなあと思ってたのですが、室内を明るくしたいという奥さんの意見に逆らうほどの差も熱意もなかったのでホワイトにしました。

結果論ですが、ブラックだったらたしかに存在感が強すぎたかなと思います。

まとめ:やはり買ってよかったサーキュレーター

これまで使ってたのがアイリスオーヤマの少し小型のタイプだったのでその風力差に驚きましたね。
明らかに室内に風が循環されてるのを実感でき、特にジッと座って黙々とPC作業なんかをしてる間、ずっと柔らかい風を身体に感じれるのは非常に快適でした。

これだとエアコンの温度を平素より1~2℃あげても全然いけます、正直ボクのPC部屋用にもう1台欲しいくらい。もちろんそんなこと奥さんに言うどころかこの文章打つだけで膝ガクガクですがホントに欲しいです。ちょっと恐くなってきたのでいつもありがとう愛してます。

価格的にはサーキュレータの中でも少し高めの部類ですが、使ってみてその価値は充分にアリだと思ってます。

ただやはり気にならないとはいえ、静音はあるにこしたことのない機能だなとも思いました。今後サーキュレーターの購入を検討されている方にとってこのあたりの意見が参考になれば非常に幸いです。

さて今回は以上となります。いかがでしたでしょうか?今回は風力に特化したサーキュレーター「VORNADO(ボルネード)660-JP」の使用感についてレビューしてみました。それではまた。

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