家に最初に揃える工具全体については、新生活で揃えるべき工具7選 へまとめています。この記事は Sidekick の実使用レビューです。

Sidekickは2026年8月時点でもLeatherman公式に掲載されており、14ツール・収納時約9.65cmなど、この記事で紹介した基本仕様も現在公式で確認できます。本文の使用感は2017年当時の本人レビューです。

LEATHERMAN Sidekickとは?

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コンパクトなボディにプライヤーやドライバーがついた、いわゆるマルチツール。ビクトリノックスと並んでよく挙げられるブランドがレザーマンです。

創業者のティム・レザーマンが、旅行中の車の故障やホテルの設備修理などで必要性を感じたのが始まり(オフィシャルサイト記載)とのこと。特徴は折り畳み式プライヤーをベースにしたステンレスボディ。

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今回はその中でも、ボクが工具として必要にして充分だと感じたモデル「Sidekick(サイドキック)」を紹介します。

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公式スペック(2026年8月確認)では、収納時全長約9.65cm(3.8 in)、重さ約198g(7 oz)、主刃約6.6cm(2.6 in)。旧記事の約9.7cm・198.4g・14ツールとも概ね整合します。ほぼステンレスのかたまりなので、手のひらサイズでもズッシリした印象があります。

ペンスタンドに立つ工具箱のようなSidekick

公式の14ツール一覧(メーカー仕様)

以下は Leatherman公式 に掲載されている14ツールです。全機能をボクが使ったわけではありません。

  1. スプリングアクション・ニードルノーズプライヤー
  2. スプリングアクション・レギュラープライヤー
  3. スプリングアクション・ワイヤーカッター
  4. ワイヤーストリッパー
  5. 420HC直刃ナイフ
  6. 420HCセレーション(波刃)ナイフ
  7. ノコギリ
  8. 定規(3.8cm/1.5インチ)
  9. 缶切り
  10. 栓抜き
  11. 木工/金属用ヤスリ
  12. プラスドライバー
  13. マイナスドライバー(M)
  14. マイナスドライバー(S)

420HCは耐食性と靱性の高いステンレス系、スプリングアクションはプライヤーの開閉部にバネが入って手を離すと開く仕組み、くらいの理解で十分です。

実際に使って出番が多かった機能

プライヤー

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レザーマンのメインツールと言っても過言ではないプライヤー。ここまで精度が高く「使えるプライヤー」を備えたマルチツールもまずないでしょう…ていうか、レザーマンはプライヤーです、いろんな機能付きのプライヤー

少し大きめのミドルサイズで、握っていない状態でも開くスプリング・アクションにより使用感もいい。そのくらいレザーマンのプライヤーはメインツールというだけあってよくできている、というのがボクの感想です。

直刃ナイフ

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片手でパチっと繰り出せるロック機能付きのナイフ。切れ味も良く、フルーツのカットや小さな魚くらいなら余裕で捌けました。

波刃

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ボクは普通のブレードより波刃を重宝していました。刃渡りが短めな印象はありますが、硬いPPバンドで縛られた段ボールを開けるときは大活躍。日常や事務的にはこの波刃がいちばん使われていたように思います。

ノコギリ

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鉛筆サイズの小枝くらいなら切れそうな切れ味の小さなのこぎり。片手でパッと刃を繰り出せて「パチッ」とロックされる構造は、使用中に刃が不用意に閉じにくく、使いやすいと感じました。

ドライバー

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プラスドライバーが平べったい形状をしており、径の小さいネジで穴の中に入り込んだタイプだとドライバー自体が穴に入らず回せないのが少しネックだと感じました。そこを除けば頑丈で使いやすいドライバーです。

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こちらはマイナスドライバー。「クイッ」とできる便利なツールです。

缶切り・栓抜き

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引き切りタイプの缶切りを兼ねた栓抜き。実際に何度か使ってみたけど、ボクは押し切りタイプよりこっちの方が使いやすかったです。

使って分かった良かった点と不満点

良かった点(本人評価)

  • プライヤーとナイフ系の実用性が高い
  • ペンスタンドに立つ工具箱、という収まりの良さ
  • 無骨なステンレスボディが格好いい

不満点(本人評価)

  • プラスドライバーの形状で、深い穴の小さなネジが回しにくい
  • 波刃がもう少し長いと嬉しい場面がある

高価なレザーマン製品の中でも比較的手が届きやすい価格帯だったのも、当時のボクには魅力でした。家庭用の基本工具をまともに買い揃えるコストと比べると、プライヤーとナイフ系に関しては「高性能」と感じる仕上がりでした。

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家庭用工具をひとまとめにしたい人には面白い

新生活で揃えるべき個別の基本工具は 工具7選の記事 へ。Sidekickは「ひとまとめにしたい」人向けの選択肢です。

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というか、敢えて避けてきた表現だけど、この無骨なステンレスボディが「何よりカッコいい」じゃないか!

刃物を含むマルチツールの携帯には法令上の注意が必要

Sidekickには刃物が含まれます。携帯の可否は状況や正当な理由などで判断されるため、この記事では個別ケースを「持ち歩いてよい/禁止」と一律には断定しません。

携帯可否の注意は選び方記事でまとめています。ビクトリノックスの選び方 を参照してください。

ポケットに入れて常時携帯する、といった推奨はしません。

まとめ

Sidekickは、家に置きたい基本工具をひとまとめにしたようなマルチツールでした。プライヤーとナイフ系は特に出番が多く、ドライバー形状には不満も。家庭用工具を個別に揃えるか、まとめるか迷う人の参考になれば幸いです。