家にあると便利だった基本工具

転居や一人暮らしなど新生活が始まるとき、購入したテレビ台や棚に付属してる工具が使いにくかったり、トイレの換気扇のカバーがいきなり落ちてくることはなかったでしょうか?僕はありました。

換気扇のカバーは普通にハメ込むだけで大丈夫でしたが、テレビ台や棚は使いやすい工具があると組み立てがかなり早いです。新生活が始まってからも、生活しやすいように直したり物が増えたりするたびに、基本工具があると助かります。

工具セットで一通り揃える方法もあります。ただ、ボクは使うものだけ選んだ方が使いやすいと感じています。

「コレ使ったことないけど何するヤツ?」はあるあるですし、結局ホームセンターで買い足すケースも少なくありません。最初は最小限に絞って、出番の多い工具から揃えるのがボクには合っていました。

なお、本文で触れる個別商品例・価格感は当時の購入体験に基づくものです。現在のおすすめセットとして特定の2017年商品を推す意図はありません。

用途が広い工具を選ぶ。ただし無理な代用はしない

今回の「あると便利な工具」は、本格的な大工道具一覧というより、普段DIYしない家庭でも出番が多かった基本ツールという意味合いが強いです。

用途が広い工具は助かりますが、無理な代用はしません。危険な使い方や、道具を壊しやすい使い方を今すすめるつもりはありません。あくまで「この工具があると困りにくい」という実体験の整理です。

百均などでも揃うような物ばかりだけど、使用頻度の高い工具こそ使い勝手を最重視した方が良い、というのがボクの実感です。

新生活でまず揃えておきたい工具7選

工具 主な用途 ボクがよく使った場面
プラスドライバー ネジを回す 家具組み立て・分解
マイナスドライバー マイナスネジを回す 家具・機器のマイナスネジ
ペンチ つかむ・保持する 細いパーツの保持
カッター・ノコギリ・ハサミ 切る 段ボール開封・梱包材
スケール・メジャー 測る 家具の採寸
六角レンチ 六角穴のネジ Zライト・ラック組み立て
金槌・ハンマー 叩く・調整 ズレ直し・処分時など

①「ネジを回す」プラスドライバー

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いきなり法則無視してますね、コレはただプラスネジを回すだけで他の使い道はありません。 早くも塩展開。

だが塩展開になろうともプラスドライバーは必須。 みんなもうすうす気づいてるとは思うけど、世の中のほとんどがプラスネジで固定されているという驚きの事実。

なのでコレさえあれば組み立ておよび分解は、ほぼ解決。

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グリップがゴムの電工用に使われるタイプが回しやすくてオススメですね。

あと先が磁石になってるのが初心者向きだと思います。ネジを先にはめて片方の手で押さえながら回せるので、ネジがコロコロ落ちてしまいには足りなくなる…なんてことも激減します。

サイズは長さ18cmくらいの写真の#2(左)とか12~3cmくらいの#1(右)あたりが使用頻度高いですが、そんなにデカいネジ穴にも出会わないと思うのでどっちかというと#1の方が特におすすめ。

②「ネジを回す」マイナスドライバー

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マイナスネジはプラスほど多くありませんが、家具や機器ではまだ出会います。まずはマイナスネジを回す本業として揃えておくのが基本です。

我が家ではこの「タガネドライバー」という、頑丈めのマイナスドライバーを置いてます。

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ちなみにタガネとはこういうの。

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さすがに、日常生活でタガネを使う場面はあまり無いと思います。ただ昔、鍵が壊れた金属のロッカーに普通のマイナスドライバーを差し込んで強引にこじ開けようとしたらドライバーが曲がった事があったので、僕は頑丈なこれにしてます。昔はこんな雑な使い方もしていましたが、現在おすすめする使い方ではありません。

…と言ってもあれから何年も経ってるけど、モチロンいまだに鍵が壊れたロッカーに出会ったことはないです。

③「つまむ・回す」ペンチ

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何かを留めてるボルトやナットが回らない時など、本来なら適合サイズのスパナやソケットレンチが必要です。スパナやソケットレンチのセットを揃えるのは買った金額の割に使う場面は少ないのでコスパも悪く、永遠に使うことのないサイズまで買うのはかなり無駄かと思います。固いボルト/ナットは適合サイズのスパナやレンチ等を使ってください。ペンチで代用するのはおすすめしません。

あ、ちなみにソケットレンチはこういう感じのヤツ。

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僕は必要なサイズだけその時に買うけど、これがまた割高で経済的にはオススメできません。 何より日常生活でのボルトやナットを回すケースって頻度はあまり高くないと思うので、最初からセットを全部揃える必要はない、と判断していました。

そこへいくとこのペンチは、つかむ・保持する・細い部品を扱う用途でとても便利。 めくれかけた靴底をひっぺがす時や、小さいUSBのBluetooth受信機がつまめなくて抜けないときなど、これまた**心底どうでもいい場面で大活躍。まさに多用途の極み!**乙女!フリン!アカン!(軽い作業でペンチを使った本人経験です)

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また普通のペンチではなく、こちらのラジオペンチをおすすめする理由はやはり先が細くなってるので「つまむ」「保持する」のに特化してること。

細いチェーンの壊れたパーツなど、小さいものをつまんでホールドできるのは大きなポイントだと思います。熱いものをつかむ用途には、専用の道具の方が安全です。

④「切る」カッター・ノコギリ・ハサミ

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ネットでのお買い物が主流になりつつある今、宅配される荷物を開けるカッターはもはや必須。 常備するなら事務用の小さいカッターよりゴツいモデルがいいと思います

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画像は刃幅が25mmというデカいモデルなのですが、テープや紙を切るのは当然として段ボールや発泡スチロールといった通常のカッターでは切りにくいモノでも「しっかり握れて力を伝えることができること」それに「刃が折れにくい」というところが大きなポイント。

このカッターだとノコギリとして使うことも可能

あと、この25mm幅のゴツいカッターを薦める理由として、当時、対応するノコギリ替刃も使っていました

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ノコギリなんて必要なくない?って思われがちだけど、これが案外買ってきたつっぱり棒が長かったり七夕の笹をとりにいったり…と、ほんとうに年に1回あるかないかですが「ノコギリって買っといた方がいいのかな?」と思わされる場面に遭遇することがあります。

そこでわざわざノコギリ買うよりも、断然これ。 もしキャンプやBBQなどのアウトドアへ行く機会のある人なら、むしろ買うべきともいえますね。

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特に皆さんご存知OLFA(オルファ)のカッターは、当時のボクには価格もお手頃で、本体も替刃もホームセンターなどで買いやすかった印象です。 OLFAファンのボクはちょっと奮発して見た目のカッコいい「OLFA WORKS(オルファワークス)」というシリーズを買いました。色使いやちょちょっとアウトドアっぽいテイストがめちゃカッコ良くて気に入っています。

ノコギリが必要なければ18mmのカッターでもOK

ちなみに「どう考えてもノコギリは必要ない」という方にはデカい25mmではなく、事務用より少し刃幅が大きめの18mmでもいいかと思います。

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こちらはノコギリの替刃こそありませんが、画像のような「ウェービーブレード」と呼ばれる波刃が替刃として販売されています。

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木などは切れませんが、梱包用の硬いPPバンドや発泡スチロールなどは普通のカッターより切りやすいので応用が効く代物と言えるでしょう。

さらに18mmのこのタイプは、段ボールに貼られた紙のガムテープをビビッと切るなど、切る用途で便利でした。持ち手後端を汎用のこじり工具として勧めるつもりはありません(メーカー指定機能を確認していないため)。

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もし本当に何も工具類が無い場合は、この18mmのタイプにウェービーブレードを装着し、あとはプラスドライバーを揃えればひとまず新生活なんかはスタートできるんじゃないか?って思うくらいです。

そしてさらに、 意外かと思われるかもしれませんが、何かを切るなら次にご紹介する「万能ハサミ」も超おすすめ。

コレもぜひ要チェック「万能ハサミ」

期限が切れで使わなくなったプラスチック製のクレジットカードやポイントカードを切れるので、プライバシーが気になる場面では重宝しました。

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もちろんカードだけでなく硬い梱包材や電気のコードなども切れるので、家庭ではかなり便利。お値段もせいぜい数百円なのでコスパも強し。

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「買っといてよかったわ」と思う場面は確実に来るかと。

詳細はこちら。

プラスチックも切れるSK11万能はさみの実使用レビュー

⑤「測る」スケール・メジャー

家具や調度を入れ替えるたびに「あって良かった」と思うアイテム。

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僕はこのコメロンのスケールを愛用しています。 目盛り部分を繰り出したらその場でピタっと止まり、ボタンを押すとシュルシュルっと戻る「セルフロック」が使いやすいですね。

スケールの長さはたいてい2m/3.5m/5.5m/7.5m~とあり、大は小を兼ねると言いたいところだけど、部屋の間口などの高さがだいたい2mということを考えると一般的にはそれ以上のモノは別に要らないんじゃないかと思います。 それよりも気軽に家具売り場へ持っていけることの方が重要、なので2mかせいぜい3.5mで充分じゃないでしょうか。

あと、このテープメジャーもおすすめ。

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実際ボクはこっちの方をよく使ってますね。 テープメジャーを尺取り虫のように這わせることで、長い場所も1人でできるし筒状のモノの外周を測るのも簡単。さらに家具購入に特化するとお店の家具を傷つける心配もないので、目的によってはこっちもおすすめ。

ちなみに僕は最初のゼロ目盛りに余裕があるタイプを愛用。 これだと端を軽く握ったまま机の端などにゼロ目盛りを当てやすく、使い勝手の良さがお気に入り。

⑥「 ネジを回す(その2)」六角レンチ

わりと出会う頻度は少なそうな印象ですがけっこう容赦なく幅を利かせており「なんだよ六角穴かよ…」とガッカリすることは多いです。

うちのZライトはまさにコレだし、以前使っていたパソコンラックやダイニングテーブルも六角穴だったのでハサミなどと一緒にペン立てに立てていたほど。

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この先っちょの丸いタイプがおすすめ。

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丸いほうが六角形にハマりやすくなおかつ回し易いのでおすすめ。

⑦「叩く・調整する」金槌・ハンマー

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おそらくコレで釘を打つことなどほぼないです、現に僕もここ10年以上、釘を叩いたことなどない。

ただ「棚などのズレをコンコンと叩いて調整」したり、処分や調整で「ただ叩く道具」が欲しくなる場面は案外あります。

なのでこういう少し小さいコンパクトなタイプ

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を置いておけば、いざという時に助かると思います。

電動ドライバーがあると家具の組み立てがかなり楽

2~3本のネジなら普通のプラスドライバーで充分ですが、ネジ本数が多い家具組み立てでは、小型の電動ドライバーもかなり楽でした。

小型のコードレス電動ドライバー

長〜いネジをクルクルする罰ゲーム感からは、かなり解放されます。詳細はこちら。

BOSCH IXO6を実際に使ったレビュー

ひとまとめにしたいならマルチツールという選択肢もある

マルチツールをペンスタンドに立てた様子

基本工具を個別に揃える代わりに、プライヤーをベースにしたマルチツールをペンスタンドなどに置いておく、というのも一つの選択肢です。

コチラは「レザーマン」の Sidekick。ペンチをベースにドライバーやのこぎりなどが付いています。

LEATHERMAN Sidekickを実際に使ったレビュー

省スペースにはなりますが、個別の工具より回しづらいドライバーもあるし、故障や紛失でまとめて買い直しになる点もあります。工具をたくさん揃えたくない人向けの選択肢、くらいに考えるのがちょうどよいです。

次点:あらゆる作業のサポートに「潤滑油」

工具じゃないけどぜひコレもおすすめさせてください。 スプレーグリスなんかでもいいのですが、代表的なのは「KURE556(くれごーごーろく)」で、グリスなどよりサラっとしているのが特徴。

とにかくこれが万能で、硬くなって回らなくなったネジやボルト、そしてサッシの溝や自転車など金属の可動部にシュッとひと吹きするだけで驚くほどスルスル動くようになるし、錆び止めの効果もある優れものでした。

鍵穴には錠前メーカーが指定する潤滑剤を使い、5-56を一律に勧めません。 シンプルな構造の鍵とディンプルキー等では使用可否が異なるためです(参考:KURE 5-56 FAQ)。

一般家庭では大きいの要りません、小さいのでOK。 むしろ注意すべきは噴射口に差し込む付属の赤い小さいストローが驚くほどすぐに、そして確実に紛失するので、そっちを注意しましょう。

ていうかダイソーさん、このストローだけ販売してください。おねがい。

次点:「収納する」パーツトレー

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工具か?工具じゃないな。でも、コレもオススメ工具の仲間に入れたい。

今回ご紹介した量なら、どこかに持ち運ばない限りコレがベストかなと思います。 こういう感じのボックスに突っ込んでおいた方が取り出しやすいし、そこそこ目立つ場所にも置けるんじゃないでしょうか。

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ちなみに僕のはコレ工具箱じゃありません、 「パーツトレー」という、細かい部品なんかを入れておくボックスのようなもので、この容器を何個もスタック(積み重ねる)できるのが特徴です。 サイズは横幅:約150mm × 高さ:約120mm × 奥行き:約240mm くらい。

何よりたいそうな工具箱を買うより安い(たいてい1,000円未満)のもいいですね。

工具が増えたら拡張する必要はあります

ちなみに最近は使用頻度の高い工具が増えてきたのと、工具だけでなくボンドなどの接着剤や先ほどご紹介した潤滑油なんかも入れておきたいので大き目のケースに買い換えました。

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使用頻度の高いアイテムが増えてくると、やはりこうなるのはしょうがないと思います。 またこのケースのいいところは「手さげ」があるので、何かあればすぐこのケースごと持って移動できる…という機動性の高さが購入の大きなポイントでした。

アマゾンで3000円前後ということもあり、機能性を考えたらアリだったなとは思います。

さらに買い集めていくと、結果としてこういった大きなツールボックスなんかが必要になる…という展開もあります。

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が、そうなったとしてもこういった工具箱には使用頻度の低い工具を詰め込んでおいて、頻度の高い工具は「フタの無い入れ物」に入れて取り出しやすい場所に置いておくのは鉄則だと思います。

あとは生活に応じて増やしていこう

あと木工用ボンドなど接着剤とかバールそれに切り出しナイフ…マグライトなんかの頑丈な懐中電灯や雑巾なんかも入れておくと便利だと思いますが、そこは皆さんの生活や環境など必要に応じて足していくのがいいと思います。

もちろん本格的なノコギリやレンチといった、それぞれの目的が明確になるほど特化した専門工具の方が使いやすいというのも間違いありません。 ですが、かといってその都度工具を買ってたらいくらお金があっても…という話なので、職人さんでもない限り今回ご紹介したような汎用性の高い工具を幾つか常備しておくのがベストかなと思い今回ご紹介しました。

まだまだ汎用性が高くオススメしたい工具類はあるんだけど、今回ご紹介したくらいで最初は充分すぎるくらいと思います。 今回の厳選にもれたアイテムもいつかまとめてご紹介できればいいなと思います。

まとめ:ひとまず必要な工具はある程度揃えておきましょう

さて本題に戻り今回チョイスした工具は本当にこれだけあったら 「どうにかなるな」という工具ばかりです。 実際、ここ20年これだけでどうにかなってるので、ぜひ参考にしてみてください。

それではまた。